さらざんまい 感想。 さらざんまいの感想とポストエヴァとしての考察

さらざんまい第1話の感想と考察|箱の正体とカワウソとケッピ

さらざんまい 感想

アニメ9話 簡単なあらすじ 撃たれてしまった燕太。 そんな燕太が今夜、山場を迎えるというところ。 悲しむ一稀。 しかし燕太は河童になって一稀の前に現れます。 しかし、頭の皿は余命を宣告しており早く、皿を使用して燕太を復活させないといけないという状況に陥ってしまいます。 一方悠、兄と行動を共にしていましたが、兄と共に抗争に巻き込まれてしまいます。 弟以外の人間に非情なまでの冷酷さを見せる誓。 仲間すらも撃ってしまいます。 銃撃戦となり、弾切れとなった誓でしたが、悠hが捨てたはずの銃を持って参戦。 無事、逃げ切ったと思ったところで兄は撃たれてしまいます。 そしてカワウソ側の、真武と玲央。 自分の知っている真武が戻ってきたとはしゃぐ玲央でしたが、お土産を買って帰るとそこに真武の姿はありません。 真武を探しに行くとそこには自分の姿をしたカワウソが真武を抱きしめています。 カワウソは人の欲望を移す鏡と知った玲央。 自分の知っている方法で真武を取り戻すと心に決めます。 ここからいよいよ最終決戦。 誰が勝ち、皿を手に入れるのか!?というところ。 アニメ9話 燕太の事故で繋がりを思い出した一稀 燕太の姉から、幼少期の燕太との話を聞いた一稀。 クラスに馴染めなかった一稀が、パスを出してくれと頼んだ話。 そして、姉は一稀に、一稀は悪くない。 犯人が悪いという旨の話をします。 これは、春香が車椅子となった事件と近しいものがあります。 河童になった燕太と話、皿を取り戻すという覚悟を決めます。 そこで、夜な夜な最終決戦へと向かう一稀はそっと家を出ようとします。 その時春香は目を覚まし、自分と燕太の願いが叶ったという絵を一稀に見せます。 そこで、幼少期に悠と出会ったことを思い出した一稀。 一稀は今回の燕太の事故をきっかけに、過去の悠、燕太とのつながりを思い出したのでした。

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アニメ「さらざんまい」最終回(11話)ネタバレ感想|確定情報とテーマ考察

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さらざんまいのあらすじ 初めにあらすじをご紹介。 舞台は浅草。 ケッピにそう告げられる3人。 少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?! 同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていたー。 お子さまが見る深夜枠じゃないアニメなんでしょなんて方が居たら、是非PVを見ていただきたいです! なぜって? PVを見ても話の筋が全然わからず、さらにいうと余計に頭がこんがらがったからです 笑 カテゴライズが厳しい作品なのかも? 公式HPや各アニメ情報サイトなどで本作品のキャラ絵や映像を見るとシリアスよりも断然ポップでコメディ要素が多い印象を受けるのではないでしょうか。 とにかくPVを見てください いかがです? 理解したいけど理解できない微妙な気分になりませんか? 笑 この『さらざんまい』は、 「少女革命ウテナ」や「輪るピングドラム」の監督である幾原邦彦氏が手掛けることでも話題で、放送前の現況ではイマイチ作品のテイストが掴めないというのが正直なところです。 まぁ、妖怪っぽくもあり軍曹っぽい位置づけも否定はできないものの、個人的には プリキュアのカッパ版(なんだそれ)になるのではと推測しています。 つながりへの固執や異常なまでの執着、縁を切りたくないゆえの清々しい執念までも感じられたのですが、さらざんまいに関してはそれらのテーマとは真逆を行く展開が予想されます。 スマホの普及やSNSの簡便化によりいとも簡単に誰かとつながりを持てるけれど、同時につながりを絶つのも容易であっさりとしていて、余程の努力がなければ様々な関係が簡単に移ろいやすい奇妙な現代。 つまり、 ギャグの皮を被ったシリアスアニメなのは間違いない。 意味わかんないけどすっごい面白い作品なんだろうなというのがPVからもひしひしと伝わってきますね…!!!(褒め言葉) スポンサーリンク 毎話の構成自体は意外とシンプル? 話の本筋は実は小難しいのかもしれませんが、毎話の構成自体はなかなかシンプルな印象を受けます。 プリキュアのカッパ版かな?と前述しましたが、ようするに 尻子玉を抜かれて純粋な人間でない状態になった少年3人がカッパに変身し悪のカッパゾンビと戦って尻子玉を回収する…という話の流れなのでしょう。 主役3人の苗字にも注目 個人的にとても興味深かったのが少年3人の苗字なんですが、実はこれ 「三匹が斬る!」という時代劇の登場人物から拝借したものだそう。 実は私、この時代劇が凄く好きで、まさかこんな形でアニメに起用されるとは夢にも思わず驚いています。 (コメディでメタっぽい要素もあって面白いです!) どちらの作品もメインを務めるのが3人組というのは同じですが、ただそれだけでの理由で名前をチョイスしたわけじゃないだろうと。 性格や立場、考え方や思想が異なる3人は、もちろん常に行動を共にしているわけではないんです。 しかしながら、違うアプローチや異なるプロセスを経て最終的には同じ着地点に行き着く…そんな姿勢や行動をさらざんまいの少年たちにも投影して、同じ名前を付けたのではないのか思います。 衝突したり憎まれ口を言い合っても、根っこの部分の正義感や思想は同じ。 だけど一件が解決したらまたバラバラで旅に出る…凸凹でありながら実は絆が強い、当人同士にしかわからないつながりを結び成長する姿を少年たちにの未来に見据えているのかもしれませんね。 声優陣が満遍なく豪華すぎる件 主役ポジションの少年3人組を始め、その他の主要キャラすべてに置いてCVが豪華すぎて耳が幸せというのも特筆すべき点でしょう。 まぁ少々、腐向きなキャラデザインも相まって一部には敬遠される要素なのかなと思うのですが…。 毎話登場の悪役にはなんと… 警官バディが幹部クラスの敵役だとすると、どうやらそれとは別に実働部隊として悪事を働くゾンビが毎話登場するようです。 個人的に加藤さんといえば、実写のパタリロ役やEテレの幼児番組で馴染みがとても深いのですが、声限定の演技は今回初めて聴くので非常に楽しみでなりません。 【お寿司アニメ爆誕!】舞台は築地。 手放すな、マグロは君の命だー。 ともあれ斬新な設定や奇抜で目を引くデザイン、華やかで美しい映像の魅力も十分に見どころですので、小難しく考えずに純粋にアニメに没頭できたらと思います。 謎の中毒性でハマる人はハマるに違いないので気になった方は是非視聴して、一緒に先の展開をアレコレ考えていきましょう! それでは初回記事でお会いできますように! スポンサーリンク アニメ好きなら登録しておきたい動画配信サービス 近年増え続けていて、今では40以上もあるVOD(動画配信サービス) その全てのアニメコンテンツ充実度を毎クールチェックしている私が、 アニメ好きなら登録しておきたいVODを紹介します。 dアニメストア 月額料金 400円(税抜) 無料期間 初回31日間無料体験あり 見放題アニメ作品数 3100作品以上 見放題アニメの数は、 3100作品以上 過去作はもちろん最新作も網羅性が高く、最速配信にも力が入れられているサービスです。 月額料金もコンビニ弁当1個分ぐらいと、かなり良心的な設定でコスパ最強です。 TVで視聴できない最新作が多い地方住みの方、色んなアニメを見てみたい・見返したい方に強くおすすめします。 アニメ目当てで他のVODに登録している方は、dアニメストアに乗り換えた方が良いですよ。 NETFLIX 月額料金 800円~(税抜) 無料期間 なし 見放題アニメ作品数 約400作品 備考 全体の見放題作品数は約6000 アニメの数は多くないものの、最新作の独占配信やオリジナルアニメ制作に力を入れているサービスです。 Netflix社の潤沢な資金で、海外ウケを考えたシリアス作品や、今のテレビ事情では放送しにくい攻めた作品が次々と生み出されています。 TVでは放送されない日本産アニメも多いので、アニメ好きであれば押さえておきたいVODですね。 質アニメ好きに強くおすすめしておきます。 反映に時間がかかることもあるのでご了承下さい! Twitterのフォローもよろしくお願いします! 当サイトでは、様々なアニメをより深く楽しめるように考察・解説しています。 最速で更新情報を発信していますので、フォローよろしくお願いします! — 春夏秋冬アニメ考察・解説・感想ブログ anideep11 -----【小鳥遊】----- -----【ロシアスキー】----- -----【gato】----- -----【タカシ】----- -----【単発記事】----- 歴代執筆作品一覧• アーカイブ•

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さらざんまい5話感想 なるほど・・・これが噂のイクニ作品か・・・(神かな?)

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CDもサントラも即買いでしたし、何回でも聴いてます。 【悪い点】 1話は意味不明すぎて、開始数分でもう見なくて良いかな? と思ってしまったし実際1話で切った人も多く残念。 繋がりがテーマで、話も好きなんだけどお下品な表現が多いせいで周りに勧めづらい。 【総合評価】 お下品な表現が無ければ、どんどん周りにおすすめしたい作品です!!! 大好きです!!! 原作は未読ですっていうか、オリジナルですよね。 正直、第一話を見たとき あまりにカオス過ぎて頭を抱えて呻きました。 いいのかこれ、と。 そう思ってましたけど、最終的にはサラッと華麗に着地を決めやしたよ!! 0 お見事!! ここにきちんと着地するか・・・・・。 というか、よくもまぁ、ここに着地させられたものだ。 さて、テーマは最初に語られる通り『つながり』とそれから『欲』・・・・とまぁ、昔からあるお馴染みなものです。 欲とはつまるところ、自分の願いだよね。 自分の願いのためなら、繋がり・・・相手を踏みにじってもいいのかってこと。 その先に未来があるかどうか・・・・実のところSNS全盛の現在において、非常に切実な問題でもあるんですよね。 おそらくみんな薄々と感じてるんですよね・・・・この先の果てはどうなるかを。 とはいえ、正直、ごった煮作品枠だからな。 重いテーマ性とか、気にする必要もない。 なんかわけもわからず楽しい・・・それでいい気もする。 総じて細部にも気を使ってある作品であり、評価は『とても良い』で。 カオス的な第一話だけど、最初だけは我慢してみて・・・いや、割と中盤まで迷走している ように見せかけている から我慢してみてやってください。 あとエンディングの映像がすごい。 現実の映像にアニメキャラを描く・・・そういう作品はあるにはあるけど、だいたいが浮いてしまい違和感がでて失敗するんですけど、本作は違和感なく溶け込ませてる。 ここまで見事にできた作品は他にないと思う。 幾原監督らしい偽善臭漂う物語だったという印象。 画創りは見事だったと思います、浅草・江戸文字・下町文化といった和風テイストを採用して、ミュージカルで味付けし、 斬新で発想豊かな映像表現の数々は、映像作家としての幾原監督の真骨頂が惜しみなく発揮された素晴らしいものでした。 とはいえ物語の筋の悪さや作品の裏に見え隠れする媚びが、それらをいささか曇らせてしまっていると感じましたし、 文句なしに面白いはずの映像表現も、バンクが多く受け狙いみえみえのシチュエーションの繰り返しで、そのうち飽きてしまうのでした。 冗談とも本気ともつかない表現は、いい具合に見ている側の足場が怪しくなる感覚を楽しませてくれるのですが、 作品世界を統べる架空の原理やシステムが、ご都合主義的に主人公3人を導くものであり過ぎていたために、 彼らの姿を観ても魂に響くものが感じられません。 彼ら3人は「繋がり」を取り戻すために、何か観客に伝わるような「痛い」「苦しい」「辛い」ものと負けずに戦ったでしょうか? ファンタジーでもロボットアニメでも、まともな作品なら架空のシステムの中に必ずキャラの成長を促す、 観客と共有できる苦労や努力の描写があるはずなのですが、 僕には彼らがカッパに与えられた原理不明のシステムに乗っている印象の方が強かったです。 そのため同調することも出来ず、共感することも出来ず、観ていて「そういうことじゃないだろう」という思いを度々するのでした。 演出手法にも疑問符が付きました。 はじめに意味不明も省みずキャッチーなシチュエーションを押し出して、 あとから回想回想の連続で意味が判るように補完するパターンを多用するのは、 幾原監督の定番の手法といえるのですが、その効果には疑問しか感じないのです。 それはこの手法には、観客との間に共感を醸成させるプロセスが存在しないと思うからです。 この作品にあったのは、エピソードを積み重ねるのではなしに、見目麗しき男性が艶かしく思い悩む姿、 またはいたいけな子供の無垢な思いやりの心を見せ付けることで、共感を得ようとするものであり、 それは創作者としていささか浅はかではないかと思えます。 そしてその反作用のように、観客の気持ちをキャラに同調させるというプロセスが、この作品には皆無なのです。 通常の まともな 創作作品なら、もし観客を共感させたいと思うなら、 その登場人物の行為や思いを観客に同時に体験させることで、感情移入に繋げるでしょう、 しかしそれらをすべて回想という形で描いてしまっているこの作品では、観客は感情移入する機会を奪われてしまっています。 なにしろこの作品の登場人物は、裏切りや殺人といった非道徳な行為を犯すものですから、共感させられなければ嫌悪感が残り、 彼らによって表現されるはずだった「絆」や「繋がり」といったものごとを心地よく疑似体験するという、 物語の最大の魅力であるはずのものが、雲散霧消してしまうだろうと思うのです。 この作品が「回想」によって描いていたのは、「悪いことをした後の弁解」のようなものでしかありませんでした。 そしてこの作品に感じる違和感の最たるものが、綺麗ごとで飾り立てられたその下の、度し難いエゴイズムが隠しきれていないことでした。 主人公側とその他モブへの作者の視線に温度差がありすぎるのです、 川嘘交番の2人の巡査は人殺しに躊躇のない悪党のはずなのですが、 女性目線を意識した美形のゲイキャラとして描かれるのはともかく、こんな悪党をどういう風に扱うのかと思えば、 人殺ししても言い訳をたっぷりさせてもらえ、最後には悪事がチャラになり救済されたように描かれるとか、 まるで2人とも初めから共感されるべき存在という前提で描かれているようで、 観客が特別扱いしてくれるだろうという作者の驕った期待を感じるのでした。 その一方で主要キャラのために犠牲となったモブキャラは、一切省みられず、特別な存在に定められた者のために使い捨てられるだけ、 彼らには正しく納得いくような救いはけっしてもたらされません。 主人公の一人、一稀によって無理やり飼い主から引き剥がされた猫にいたっては、ついに返されないままでおかれ、 猫も飼い主も全然救われていないので、痛々しい気持ちが全く晴れないのでした。 この作品世界は特定の「特別な」者の「欲望」に都合よく作り上げた原理・世界でしかなく、 まるで二人だけの世界に浸りきって周りが見えないカップルのように、身勝手で「繋がり」のない他者に冷淡な精神がうかがえるのです。 また「繋がる」という言葉自体が精神のみならず、体の繋がり それも男同士の をダブルミーニングしているのは明らかで、 特定の層に媚びた、ホモがあからさまでケツの穴をイメージさせる画も、下品で嫌になります。 優れた映像表現のおかげで、何も考えずに観ていれば楽しいのですが、しっかり物語を辿ろうとすると疑問ばかりが浮かび上がる作品でした。 評価は、ストーリーの「とても悪い」を作画の「とても良い」 バンクが少なければ最高だった が補って、「悪い」で。 乱暴な設定やストーリーは映像表現の「言い訳」のような作品でした。 by 【良い点】 ・絵面、動きの面白さ。 監督の来歴は知っていたので、お下劣やホモホモ 画面は「ま、この程度は当たり前だろう」と思いながら見ていたが、いきなり ミュージカル 特にカワウそいやぁ! や裸Boysパシュートなどの画面イメージは まぁまぁ面白かった。 ・カッパ王子ケッピはキャラが立ってる。 こんなに下品でいーのか? ・久慈のオチの付け方は、色々安易に誤魔化さず真摯な態度で良かった。 【悪い点】 ・テーマは単純至極でちょっと青すぎる。 これを素直に飲み込ませるには 「理屈の意外さ面白さ」「ストーリーのアクロバット」が必要だと思うが、 本作のエネルギーの大部分は理屈、展開の部分ではなく楽曲と画面に傾注 されている。 ストーリーの重要部分がミサンガに集約してしまう辺り、 全くひねりが足りない。 ・と同様に、特にラストの展開もご都合主義に過ぎる面が多々。 ・河童と川獺の関係性についてはもっと整理説明すべきでは? イマジネーション 先行で、きちんとストーリー、テーマに合致していない。 普通の視聴者の 脳内で、河童とカパゾンビと川獺はダイレクトに繋がらないだろう・・・ 「概念」として顕現している川獺ってなんじゃソレ。 どうも本作数々の 目を引く設定は監督のご都合主義にしか見えない。 ・人によっては下品描写やホモホモBL路線、あるいはミュージカル展開が そもそも受け付けないだろう。 【総合評価】 「普通」。 設定、絵や動きとミュージカルの化粧を拭ってしまうと、ストーリー 自体は驚くほど普通なテーマ、展開、物語で、もうちょっとサプライズが 欲しかった。 監督は感覚派 と言うか「見た目重視」 で理の詰めが甘いと 思っていたが、やはりテーマについて愚直とすら言えるブレなさで判り易い反面、 その描き方が予想の範疇内でガッカリ。 画造りはイマジネーションの派生、ドミノ倒しといったところで監督の真骨頂だったが と言っても小煩い事を言うと、自分は監督のセンスに作為とあざとさをかなり感じて しまうが 、「物語を楽しめたか」という観点からはイマイチ判定。 ノリで押し切るには 設定とストーリーにスキが多すぎると感じる。 「繋がりたいけど〜」と「たとえ繋がりが切れても」というテーマを突き詰めるなら、 3人の絆はもっと厳しく試され何度も切れ何度も繋がるべきだし、3人の運命が 「絡み合っている」過去をさらに強調すべきだった。 劇中の描き方では一稀と久慈の 運命の交錯はドラマチックだが燕太との絡みは弱い。 また、3人とそれ以外のサブキャラ の「縁 円 」の描き方は希薄で面白味に欠けた。 春河やサラがもっと話に介入すべきでは? 川獺派閥の2人にしても、テーマを「それなりに」重ねたが、重層的に描くまでは 至らなかった印象。 いづれにしても、本作は素直に自分の心には響かず違和感が強かった。 SNS全盛のこの時代に「繋がる」とはいかなる事かを表現しようとした作品。 しかし、この作品で描かれている人と人の繋がりというのは、極めて古典的である種凡庸なものでしかない。 それは、人と人の繋がりというものが場所や時代を越えて普遍的なものであるからに他ならないのだが、その当たり前の事をいかに当たり前でない形で表現するかが、作家としての腕の見せ所だろう。 河童というキーワードから、縦横無尽に走り出すイマジネーション。 モダンとクラシックが混在する浅草を舞台に、突拍子もないアイデアが詰め込まれる。 それらは全て絵として描かれ、絵が示す意味ではなくイメージによって作品世界を形成していく。 だからこの作品に描かれる絵は、時として意味としての関連性が見えない。 しかしそこに確固としたイメージとしての繋がりは存在する。 「浅草のご当地アイドル 実はカッパ の格好をして弟とSNSで繋がる女装男子」なんていうものを、物語世界の中で遊離させる事なく活躍させ得るのは、このイメージの繋がりが確保されているからだ。 そういった点では、この作品を手掛けた監督の分かりやすい特徴をしているのだが、同時に先行する作品と比べて特異な点もある。 一つは上で書いた事と矛盾するようだが、意外と説明台詞が多い。 これはこの作品が、通常1クールよりさらに短いノイタミナ1クールである事を勘案し、分かりやすく言葉で進める部分を増やしたという事なのだろう。 作品の破綻を避けるために、やりたい事よりやるべき事を優先する姿勢は、この監督が単に特異なセンスだけではなく工程管理者としても優秀だから監督をやっているという事を示している。 そしてもう一つは、ルーティンを先鋭化してその力で物語を進めている。 ルーティンは一定の時間はその決まった型に沿った絵にしなくてはならないため、本来であれば話を展開する上では邪魔なものになる。 しかしこの作品では、その型に沿った絵で物語を展開させている。 先行作品でもこのルーティン バンクと呼ばれたりするのかな は強烈な印象を与えていたが、この作品ではそれをさらに強力にし、このルーティンに乗せたらどんな状況でも物語が前に進んでしまうというレベルにしている。 そもそも、短い話数ではルーティンを確立する事すら難しいのに、それをいくつも確立させているのは、監督の手腕によるものだろう。 カワウソイヤとか、振り付け覚えたいくらいだわ。 この強力なルーティンも、短い話数で効率的に物語を進展させるために使われているのだろう。 真っ直ぐなテーマを極めて変化球な表現で描いた作品。 であると同時に、限られた尺の中で作品を破綻させず、いかに描きたい事を描ききるかという、製作者としての真っ当な技量を見せつけるかのような作品。 最終回なんてOPもEDもきっちり使いきって、踏み外したら意味不明になってしまう細い道の上を、毎回ちゃんと使ってきた挿入歌のノリと勢いで走り抜けた感じ。 「つながりたいけど、完全じゃない」 繋がりは僕にとって人間の強い力を意味します。 それは各々の解釈次第で変わります。 貴方の最も大切な存在は何でしょう? 3人の少年。 一稀、燕太、悠はそれを持っています。 しかしながら、彼らはある理由で繋がれません。 言い換えれば、光と闇が無限に交差しているのです。 過去と未来は繋がっていますが、彼らはそれらから逃れる事ができません。 永遠の毎日です。 いつか全てを変える時が来ると信じて... 【良い点】 ある日、一稀達はケッピからカパゾンビを倒すよう言い渡されます。 ケッピは謎多きカッパです。 彼の言われるがままに仕方なく一稀達は協力します。 一方、巷では事件が多発しています。 玲央と真武と呼ばれる警察官がファンキーなダンスで処理します。 奇妙です。 あらすじは単純に見えますが、ストーリー自体はとても複雑で難解です。 最たる例はキャラです。 典型的ではありません。 主要キャラはある理由で欲望を手に入れたがっています。 一稀は弟のため、燕太は一稀のため、悠は兄のために欲望を探します。 一稀は自分自身を分かっていません。 彼は判断に迷っています。 家族を幸せにするか友達を選ぶか。 彼はどうすべきだと思います? 燕太は一稀と元の関係に戻したいと考えています。 サッカーをしてきたあの日へと。 誰も燕太の本心を知りません。 悠は誓という兄を大事に思っています。 悠は誓と一緒にいたい。 誓が犯罪者であるにも関わらず。 彼らの繋がりは永遠に続くのでしょうか? 玲央と真武も同じではありません。 真武はある出来事で感情を失っています。 玲央は誰よりも忠実に欲望に近づきたいのです。 愛する相棒のために。 皆はこれらの理由をもって行動します。 どんな手を使ってでも欲望を手に入れるつもりです。 人間の本性が如実に表れている証拠でしょう。 だから天使は悪魔と踊り出します。 このように、キャラの掘り下げはすごく素晴らしいです。 スリリングで衝撃的で興奮します。 高い完成度と一緒に惹きこまれるはずです。 映像は驚くほど美しいです。 特にカッパ時の作画は非常に滑らかでスタイリッシュです。 まるでA級アクション映画のように。 それだけではありません。 様々なエフェクトがキャラの心情を語ります。 時にはびっくりし、時には混乱する。 ジェットコースターみたく回転します。 音楽と声優陣の演技は完璧です。 多くの挿入歌を主要キャラが歌っています。 ソイヤ! カッパラッタ! KANA-BOONによるOPテーマである「まっさら」が正確に作品のテーマをなぞっています。 カッコいいです。 the peggiesによるEDテーマ「Stand by me」も同じです。 かなり胸に響きます。 青ブタをご存知の方は「君のせい」を連想させますが、本作の場合は「みんなのせい」です。 本編を観れば分かる事だと思います。 注意: 各エピソードのクレジット後に必ずCパートがあります。 絶対に見逃さないでください。 でなければ置いてけぼりをくらいます。 声優陣は実に豪華です。 玲央と真武はFree! シリーズの凛と宗介と同じ声優さんです。 性格も似ています。 きっと気に入るでしょう。 【悪い点】 序盤を我慢する必要があります。 何度も同じようなシーンが続くからです。 途中で飽きてくるでしょう。 ですが諦めずに。 あくまで嵐の前の静けさに過ぎません。 ある回から急速にストーリーは進展します。 ここからが本番です。 いくつかの謎が明らかとなり、面白さも増大します。 間違いなく。 僕はあるキャラの行動に泣きました。 とにかく、この作品のもう一つのテーマは「ある〜」です。 予測不可能な展開が貴方を待っています。 そういう事です。 【総合評価】 幾原邦彦監督は再びやり遂げてくれました。 さらざんまいはゴールデンコンビ級の傑作です。 多くのシーンで驚嘆しましたし、全体的に魅力的でした。 本当の繋がりとは何か? 僕の場合、人間の本質そのものだと思います。 この世界で十分すぎるぐらいの元気で生きていますから。 いわば生きる意味です。 感情を揺さぶるアニメをお探しでしたら、是非本作をオススメします。 きっと貴方の心は救われるでしょう。 【良い点】 キャラが立ちまくり。 面白すぎる。 結構音楽はよい。 劇中歌で三人の歌やEDの曲、マブ・レオのカワウソイヤァとか。 【悪い点】 お下品、まあ笑えるんだが。 終わり方があんまり盛り上がらなかった。 サラや春河が重要な役割をするかと思ったらただの傍観者になったのはよかったのか。 【総合評価】 幾原邦彦の前作「ユリ熊嵐」から今度は真逆にBLに突っ切った作品。 「つながる」というテーマに関して河童と川獺という民俗学的な話を絡ませた内容で、毎回繰り返し流されるバンク映像と音楽のバランスなど印象深いシーンが多い。 河童と川獺と尻子玉の関係というのは水木しげるの「河童の三平」で知った。 川獺は実在の動物であったが日本では昭和時代に絶滅したといわれ、結局河童と同様存在しない動物になってしまった。 その河童の三平では川獺と河童は敵対勢力という設定で、どこまで民俗学的に遡った考証だったのかはわからないが、江戸時代には河童は川獺が成長した姿という見解もあったらしく、川獺と河童というのは切っても切れない関係だったようだ。 本作では尻子玉を欲望の象徴として捉えている。 尻子玉というのは肛門にある臓器とされ、これを抜くと腑抜けになるという言い伝えから来ているのだと思うが、抜いた際の映像が汚い。 アレをピンクで表現するのはDr. スランプアラレちゃんあたりからの伝統なんだろうか。 本作のテーマであるつながりについては、一稀、燕太、悠の三人がそれぞれつながりたい相手が異なるのだが、捨てたいのだけど捨てられない過去に引っ張られ、さらざんまいを通じて自身の過去や想いが知られてしまい、それが相手を知ることで物語が進行していく。 表面を取り繕ったつながりから本当につながるとはなんなのか。 そんな一つの考え方を示したような作品だった。 本作のおしいところは、三人とカワウソの関係がクライマックスになるまで直接絡まなかったところだと思う。 カワウソはあくまでマブとレオにのみ干渉していたため、三人の間で起こるトラブルは結局カパゾンビを倒したときの副次的な情報漏えいを起因としているだけで、メインストーリーであるはずのカワウソ関係が途中まで単なる舞台装置にすぎず、クライマックスに登場しても今までの総決算といった感じにならなかった。 あと、本作の面白さはやはりバンクの部分かもしれない。 ぬるっと河童になるシーンとかカワウソイヤァとかさらざんまいとか情報漏えいとかいろいろと。 カワウソイヤァが流れなかったときの寂しさときたら。 本作はBLに突っ走ったけど、それ以上につながりをテーマにした深い作品だったと思う。 今までは過去を漏洩するが、最後は未来を見せるという演出もよかった。 あれは将来起こりうる話なのかそれともありえた未来の一つなのか。 そんな印象深い締め方だった。 評価対象は「作品の中身」。 自作自演厳禁• 品位等書き方に適切さを欠くもの禁止• 著しく無意味な書込み(同じようなことずっと繰り返し言ってるだけも含む)禁止• その作品の評価と全く関係ない書込み禁止違反された場合、削除と違反ポイント付け アク禁等 が行われます。 現在受付けてる削除提案理由• 特定のコメントの批判 作品の評価ではなく評価の評価になっている• 世間一般・他の方の評価・見方の批判 作品の評価ではなく評価の評価になっている• 他人の評価のコピー• どの作品にでもコピペ出来る具体性の無い評価• HNに問題有り 他者の侮辱, 犯罪者名, 公人名 作者等 の使用, etc... 人種差別等差別用語の使用• とりわけ乱暴な言葉遣い(死ね、... 作者・演技者に対する作品の制作能力と関係ない点の批判(もしくは人格批判にまで脱線した批判)• アダルト系用語の他者への配慮の欠ける書き込み• 書いていることと評価付けが逆• 対象作品以外の事柄への語りがメインになってしまっている、または割合は少なくとも比較して過度に貶める形で挿入されている。 但し見てない上での断定評価文・または強過ぎると判断される批判文を書いている場合にはマナー違反として削除されます• 推理系の作品の核心のネタバレ•

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