膝 に 水 が たまる 自覚 症状。 整形外科医が言わない~膝に水が溜まる本当の原因とは~

【解説】何故、膝に水がたまるのか?原因と症状、対策を徹底調査

膝 に 水 が たまる 自覚 症状

膝に水がたまると、膝全体がはれぼったく重苦しい感じになり、曲げ伸ばしが不自由になります。 後側の痛みが出ることが多いようです。 「水がたまっているから抜きましょう」とこちらが言うと、「水を一度抜くと癖になるんじゃないですか」とおっしゃる方がたまにいます。 実はこれは大きな誤解です。 今回は膝に水がたまる病気について話をしたいと思います。 骨と骨とが接しているところを関節と言います。 関節というのは動くところですから、動きをスムーズにするためにいろいろなしくみがあります。 骨そのものはゴツゴツしていますが、相方の骨と接触するところは軟骨という表面のすべすべした特殊な骨で覆われています。 ちなみに骨付きのから揚げをしつこく食べていくと軟骨の表面をみることが出来ますね。 関節全体は関節包といって、一つの袋に包まれています。 袋の内側は滑膜という字の如く柔らかくて滑りやすい膜で内張りされています。 内部は関節腔といい、そこにはとろみのある水が入っていて潤滑油と軟骨に栄養を供給する役目とをになっています。 この水を関節液といいます。 関節液は滑膜でつくられますが、潤滑油として必要最小限あればいいので、正常なら1〜2ミリリットルです。 膝は体重の負担の大きい場所なので、クッションとして衝撃を和らげるためゴムみたいなものが上下の骨の間に挟まっています。 これを上から見ると三日月みたいに見えるので、半月板といいます。 本物を見ると月というよりは、ホタテの足みたいです。 硬さはこりこりしていて、あわびそっくりです。 どうも今回は食べ物の方に脱線してしまいがちですね。 膝のだいたいのイメージがつかめたでしょうか。 さて、私たち整形外科医は、はれて水がたまった関節を診ると、そこに何らかの異常が発生した、と考えます。 大まかに言うと次の三つです。 関節に注射針を刺して水を抜く理由の一つは水の状態によって異常が推定できるからなのです。 お年寄りの場合、それほど大きな外傷でなくても内出血していることがあります。 おわかりいただけたでしょうか。 膝に水がたまるのは結果であって、何か原因があるからなのです。 水を取ったからたまりやすくなるのではなく、もともとの原因が良くなっていないから何度もたまるのです。 膝の注射は痛いですが(膝の注射じゃなくても痛いですが)、診断には非常に有用なのです。 もうひとつ水を抜く理由は治療の意味もあります。 細菌感染だと、放って置けば中でどんどん細菌が繁殖して、ますますはれて痛くなってきます。 もっともこの場合、もともとかなり痛いですから、患者さんは注射の痛みを気にする余裕もないようですが。 また水が大量にたまった状態のまま放置しておきますと、重苦しい感じが持続して、膝の動きが悪くなります。 正座が出来ない、左右の膝の伸びが違うなどといったことも起こります。 さらに、正常ではない関節液にはいろいろな物質が含まれていて、関節の軟骨そのものに悪影響を及ぼすことも考えられます。 ある地区で数十年にわたって住民の追跡調査をした研究があるのですが、膝に水がたまったことのある人はそうでない人より変形性関節症になる比率が高い、という結果が出ました。 このへんにも、原因と結果はかかわってきますが、異常に増えた関節液は膝に悪さをする「悪い水」とでも申せましょう。 悪い水はとっておくにこしたことはありません。 次回は、膝に水がたまる病気の一つ、変形性関節症の話です。 千田 直(水沢市・整形外科医師) 胆江日日新聞社より.

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膝に水がたまる症状の原因や自然治癒など対処法について

膝 に 水 が たまる 自覚 症状

膝に水が溜まる際の症状・原因・対処法 膝に水が溜まると聞いたことのある方は多いと思いますが、なぜ水が溜まるのかを知っている方は多くはないと思います。 ここではなぜ膝に水が溜まり、どんな症状や対処法があるのかを簡単に説明していきます。 この関節包のなかには滑液(かつえき)と呼ばれる液体があるのですがこの滑液の分泌量が多くなってしまうと膝に水が溜まるという状態になってしまいます。 膝に水が溜まると膝の関節をうまく曲げ伸ばし出来なくなったり、関節軟骨に支障をきたしたり、炎症を起こすことや痛みを伴うこともあります。 再発することがよくありますが、これは元となっている炎症が治療できていない可能性がありますので原因について見ていきましょう。 加齢によるものや膝の酷使によるもの、膝の関節の病気や、スポーツや事故による怪我などにより膝に水が溜まりやすくなってしまうことがあります。 加齢によりなぜ水が溜まりやすくなってしまうかというと年齢を重ねるごとに膝の関節部分が劣化してきてしまい関節軟骨がすり減ってしまうことで炎症が起こりやすくなってしまうためです。 年齢に関係なく膝の酷使によるものにも注意が必要です。 若いからといって大丈夫というわけではなく、長時間の立ち仕事などをしている方も関節が弱くなりやすくなっています。 膝の関節部分が弱くなってしまったり、損傷や炎症が起きると水が溜まりやすくなってしまうので根本的な原因を治療することが大事です。 しかし、ただ単に水を抜いてもらっても根本的な原因を治さない限り再発する可能性が高くなってしまいます。 このほかにも薬を使っての治療であったり、手術によるものもありますが、まずは病院へ行き診断してもらいかかりつけの医師と相談しながら治療していくことが治療の近道ですので、早めに病院へ行くようにしましょう。 sponsored link.

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膝に水がたまる症状の原因・治療法の解説

膝 に 水 が たまる 自覚 症状

膝に水がたまる症状の原因は現在医学的に完全に解明されているわけではありません。 しかし、統計的データからある程度の法則性については既に確認されており、その治療方法も確立しつつあります。 膝がぽっこりふくれてしまった場合、この関節液が大量に膝の関節に発生している事になります。 しかし、様々な症状の傾向から、その原因として考えるものを大きく3つに大別する事ができます。 その為、関節液内の成分分析を行い障害の発症原因である病名を探る事が「膝に水が溜まる症状」についての根本 的な治療の第1歩となります。 但し、ここで注意したい点は、関節内の症状を改善しない限り関節液は再度、大量に発生しはじめる傾向にあるという点です。 関節内に異物が存在していたりすると炎症は慢性的に続きます。 ですから、まずは炎症を抑制させる事を先決に行い、それでも溜まってしまった関節液だけは取り除きながら治療を行っていく事が根本的な治療法法となります。 膝に水がたまる際、その膝の内部の水の正体は関節液です。 この関節液の主成分はヒアルロン酸で構成されております。 ですから、この主成分を直接関節内に注射をする事で正常な関節液を確保する事がヒアルロン酸注射の目的と言えます。 しかし、ヒアルロン酸注射は確かに効果は高いものの万能ではありません。 障害が発症しているケースでは関節内に炎症を起こしているケースが大半です。 そして軟骨が磨り減ることによって骨と骨が直接ぶつかり痛みが激痛が生じるようになります。 以前は、この対策として強力な抗炎症作用と鎮痛の働きをもつステロイド剤が利用されておりました。 しかし、ステロイド剤は効果は絶大ながら、副作用として感染症をおこす事があり、この副作用が課題点とされておりました。 このような経過を辿る中、近年ヒアルロン酸の関節内注射が注目を集めるようになりました。 このヒアルロン酸とは「関節内にある関節液」そのものの主成分です。 加齢と共に減少してしまう関節液を、その主成分であるヒアルロン酸を直接補充する事によって悪化を防止する。 この目的で注目を集めるようになったのです。 しかし、このヒアルロン酸の関節内注射は、股関節に関しての関節注射の場合は保険が適用となりません。 ただし変形性膝関節症や肩関節の他の関節障害の場合は保険適用の対象となります。 これは非常におかしな話です。 尚、最近では、服用タイプのヒアルロン酸も数多く登場しております。 これらサプリメントタイプでもヒアルロン酸の効果は十分期待できます。 尚、サプリメントタイプを選ぶ際のポイントは分量に対する価格、そしてサプリメントの体内への吸収率です。

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